日本競馬界における現役屈指の実力馬たちが、秋の大一番に向けて動き出しました。今シーズン限りでの現役引退が発表されているG1・3勝馬ドウデュース(牡5、友道厩舎)は、2月27日に東京競馬場で行われる天皇賞・秋(G1、芝2000メートル)を始動戦と定め、12日に栗東トレーニングセンターへ帰厩する予定です。管理する友道調教師が10日、その今後のプランを明らかにしました。
前走の宝塚記念では6着と涙をのみましたが、その後は滋賀県のノーザンファームしがらきで英気を養ってきました。猛暑が続いた夏でしたが、友道師によれば「暑さの影響も問題なく、順調に調整が進んでいます。馬体に太め感もありません」とのことで、万全の状態で秋初戦を迎えることができそうです。
豪華メンバーが集結する天皇賞・秋
今年の天皇賞・秋は、まさに頂上決戦と呼ぶにふさわしい顔ぶれとなる見込みです。ドウデュースのライバルとして立ちはだかるのは、昨年の牝馬3冠を達成したリバティアイランド(牝4、中内田厩舎)。さらに、同じ友道厩舎の僚馬であり今年の皐月賞を制したジャスティンミラノ(牡3)も出走を予定しており、世代を超えた実力馬同士の激突にファンの期待は高まるばかりです。
ドウデュース陣営は、この秋を現役最後の舞台と位置づけており、天皇賞・秋の結果や状態次第ではありますが、昨年と同様にジャパンカップ(11月24日、東京)、そして有馬記念(12月22日、中山)へと続く「秋古馬3冠ロード」を歩む青写真を描いています。
一方、僚馬のジャスティンミラノについては、ドウデュースより1日遅い13日に帰厩する予定です。友道師は「順調に夏を越し、ダービーでの疲れもすっかり取れました」と語っており、3歳馬の成長力にも注目が集まります。
米国ターフパラダイス競馬場の厳選予想
国内の熱気が高まる一方で、海外の競馬シーンも連日熱いレースが繰り広げられています。ここからは、1月27日(火)に米国のアリゾナ州ターフパラダイス競馬場で開催されるレースについて、米国の競馬新聞「デイリー・レーシング・フォーム」の専門ハンデキャッパー、スコット・エーラーズ氏による分析と予想をお届けします。
エーラーズ氏は全8レースの推奨馬を挙げており、中でもこの日の「ベストベット(自信の勝負馬)」として第3レースに出走するミスサンデイズを指名しました。各レースにおける同氏の予想(1着から3着候補)は以下の通りです。
第1レースでは、バスキング、スペシャルD、ラ・パナマ・ウェストの3頭を有力視。続く第2レースはライディングバイを筆頭に、スタンダードオブプルーフ、キングアンドカントリーが続きます。
注目の第3レースは、本命のミスサンデイズに加え、ダットンストリートガールとストライキングノーツが相手候補となります。第4レースはリトルトラブル、イエスヒーキャン、ウィニングビッグの争いとなるでしょう。
後半の第5レースではグリースミサイル、ジプシーリン、レイブンズクエストを推奨。第6レースはブレイズンナウ、ヘイナウ、アップライトの順で評価しています。第7レースではズィズィット、プラチナディーヴァ、ギルティオブハヴィングファンが上位候補。そして最終第8レースは、バッケンイットアップ、モオリオ、サイクロンブラストの3頭に注目が集まっています。