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夏の登山でも服装は長袖がいい?登山で気をつけたいポイントや男女の服装・基本知識も紹介!

2018年05月31日
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登山シーズンの夏がいよいよやってきましたね。登山の服装は、夏でもTシャツ一枚というわけにはいきません。

ここでは登山における服装の基本「レイヤリング(重ね着)」についてご紹介します。

登山を今年からチャレンジしようという方はもちろん、登山の経験者の方にも役立つこと間違いなしです!きっとあなたの今年の登山が、より快適で楽しいものになりますよ。

登山の服装の基本をおさえよう

経験談になりますが、山にTシャツ一枚で軽快に登り始めたのですが、山頂に近づくにつれ、空気がひんやりしてきました。

休憩をとる度に寒さを感じ始めて、山頂に着いたら、寒さにガタガタ震えながらお弁当を食べなければなりませんでした。

そして下山の時には、急に強くなった日差しの中を歩いてきて、降りてきた時には、腕の日焼けがヤケドのようになっていました。みなさんはこんな失敗をしないでください。

夏は、山のふもとと山頂の気温差が20℃近く違うこともありますし、山の天候はころころ変わるのです。そんな山の服装の基本は重ね着です!

基本は3レイヤー

登山の服装は大きく分類するとベースレイヤー、ミドルレイヤー、アウターレイヤーの3つに分けられます。

これは、登山をする時は必ず3枚のシャツを着なければならないということではありません。

この3種類を季節や登る山によって、うまく重ね着することで、体温のコントロールをしやすくするのです。

1.ベースレイヤーで汗を吸収して肌から汗を引き離します。
2.ミドルレイヤーが吸収した汗を発散し、体を保温します。
3.アウターレイヤーは雨や風を防ぎます。

肌着(アンダー)

ベースレイヤーの役割は、肌をドライに保つことと、汗による濡れを防ぐのが大きな役割です。肌に触れているベースレイヤーがいつまでも濡れていると、低体温症の引き金になることがあります。

ベースレイヤーはウェアの中でも一番重要と言っても良いでしょう。

メッシュ系スキン系アンダー

最近は、アンダーウェアの下に着る、メッシュ生地のドライウェアが人気です。特徴は、徹底的に肌に触れる水分を引きはがすことができるようになっています。

アンダーウェアがいくら高性能の吸湿速乾性を持つといっても、大量に汗をかいた場合は拡散させるには多少の時間は必要です。

その間は確かに多少の汗冷え感があります。それすらもなくしてしまうのがドライウェアです。

化繊系アンダーウェア

化繊のアンダーは吸湿性の速乾性が高いのが特徴です。

このときに暖かく感じるのか、体温が上がるのを防ぐのかで夏用と冬用に分かれます。

これに加え、最近では消臭・防臭効果や、UVカットなど、様々な機能を持たせたアンダーウェアが各社から発売されています。

ウール・化繊混紡系アンダーウェア

汗や湿気の吸着熱で保温力を維持してくれる「メリノウール」と、吸汗や速乾に優れてる「化繊」のいいとこ取りをしたハイブリッドのベースレイヤーも人気です。

ウール独特のチクチクする毛羽立ちも繊維技術で改良されていて、肌触りも風合いも最適です。ただ、ウール系の弱点としては、やはり汗を大量にかくと吸湿速乾が間に合わないという点です。夏場よりも秋・冬の登山に多く選ばれます。

コンプレッション系アンダーウェア

肌着にコンプレッション(着圧)効果を持たせたウェアも目立ちます。体に適度な圧力をかけることで溜まりがちな血液の循環がスムーズになるため、翌日の回復力が格段によくなります。

すでに夏用冬用と様々なメーカーから数多く出回っています。

サポート系アンダーウェア

いわゆるサポートタイツと呼ばれています。コンプレッション系よりも密着感が強く、ウェアにサポーターのようなラインがあります。

下半身のタイツなどに多く、膝や腰まわりをテーピングのような効果をだして負担を軽減してくれます。

中間着(ミッド)

ミッドレイヤーにはベースレイヤーから発生する汗を発散させる役目と、保温の役目がある服装になります。

汗や湿気を外部に逃がすために通気性が良いシャツやジップシャツや化繊ジャケットなどから、保温力が高いフリースやダウンジャケットや、ソフトシェルという風と雨から身を守ってくれるものまで様々なタイプの服装が存在します。

登山に行く季節や自分が目指す山によっての選択が重要ですし、アンダーとアウターの着合わせも考えて選んだほうがよいのです。

ポリエステルシャツ系ミッドウェア

普段使いの服装にも見えるシャツですが、登山に着る素材は速乾性のあるポリエステル系で作られたシャツです。肌着の上から着ます。

ストレッチ性が少ないですが、いろんなデザインがあるので普段のおしゃれ着にもできます。

フリース系ミッドウェア

フリースはミッドレイヤーの代表格です。保温性と透湿性、伸縮性もあり快適な着心地です。通常肌着の上に着るものとして、ポリエステルフリースは最適です。

弱点というと、風を通してしまうので、風が強いところでは寒くなります。その時はレインウェア(これはアウターレイヤー)等、防風素材のものを上に重ねることで、温かさを維持できるようになります。

ダウン系ミッドウェア

ミッドレイヤーとしてのダウンの場合は、行動中というよりは、予備的に持ち歩くことが多いです。というのも、ダウン自体が保温効果があり汗を逃がしにくいために、汗をかくと生地が濡れてしまいます。一度濡れるとなかなか乾きません。

コンパクトに圧縮できる薄手のダウンや、袖なしのベストを使う人が多いと思います。

外着(アウター)

登山のアウターレイヤーは風・雨などからのダメージを軽減します。登山用のほとんどのアウターレイヤーは、雨・風の侵入を防ぎ、適度に汗を体外へ発散する作りになっています。

ハードシェルジャケット

雨具やオーバージャケットには、ゴアテックスなどの防水素材がラミネートされていますが、このような完全防水ウェアをハードシェルと呼びます。

夏山なら、レインジャケット&パンツがアウターになります。

それとは別にハードシェルを用意する必要はありませんが、風の強い稜線を歩く時や、休憩など体を動かさない時に着るウインドブレーカーなどの防風アイテムを持って行っても良いです。

ソフトシェルジャケット

ハードシェルに対して防水性は低いけど、アウターとして防風・耐風性、撥水性などに優れ、通気性・動きやすさを重視しているのがソフトシェルです。裏側が透けてみえるほどの薄いナイロンシェルから、フリース生地が張り合わされた分厚いジャケットまで様々です。

ソフトシェルには撥水性はありますが、完全防水ではないので大雨だと次第に浸み込んできます。基本は肌寒い晴れの日や風が強い日をメインに、小雨や小雪などの天気が傾きかけている場合に、適していると言えます。

化繊インサレーション系

化繊インサレーションはソフトシェルやハードシェルのナイロンシェルに保温性の高い中綿をインサレートしたタイプです。

ダウンの良さである保温・軽量性、化繊の良さである濡れても保温性を損なわない双方の長所を取り入れることを実現しています。

夏登山の服装で気をつけたいポイント

アンダーウェアは吸湿速乾性素材のものを

アンダーウェアは吸水速乾性が高い素材のものがおすすめです。特に夏場は機能性の化学繊維がおすすめです。

吸収した水分や汗を生地の表面に残ったまま皮膚に接していると蒸発熱(気化熱)による汗冷えの原因になるため、アンダーウェアやインナーが肌に接する水分を可能な限り速く拡散・蒸散させることが大事になってきます。

最近の化学繊維は、水分の通り道が内側から外側へ一方通行になっていたり、内側の表面に凹凸をつけることで皮膚との接地面積を最小化することでよりベタつきを抑える働きがあり、歩行中にかいた汗を素早く吸収し外部に拡散することで、体温が奪われることを防いでくれます。

女性も男性も気をつけたい! 日焼け対策

登山では標高が高くなるほど空気が薄いせいで、下界にいる時よりも紫外線をもろに浴びてしまいます。

また、登る山の標高によっては森林限界を超えると高い木が生えていないので木陰もありません。そのような中を長時間歩くと、日焼けと言うよりは焼けどをした時のように、ヒリヒリしたり、水膨れになったり、皮膚がただれたりする危険があるので、女性だけでなく男性も紫外線対策が必要になります。

アームカバーで対策

夏場は体温調節をするために半袖になることがありますが、紫外線が多い季節には肌の露出は抑えなければなりません。

そのような時に肌を保護してくれるアームカバーを使用しましょう。基本的に通気性の良い素材を使用しているので、夏場でも快適に過ごすことができますよ。

また、Tシャツと組み合わせてアームカバーを使用するとオシャレに見えることから女の子に人気のアイテムでもあります。そのため、最近では女性用のアームカバーも充実しています。 機能性だけでなくオシャレにもこだわりたい方におすすめです。

帽子

頭部は最も太陽の光を受けやすい部位になるため、頭皮を守るためにも帽子があるとよいでしょう。日焼けは皮膚にダメージを与えるだけでなく、疲労も増加するからです。

できれば、登山には紫外線を反射する成分が織り込んである加工をした生地で作られている帽子を選ぶと良いでしょう。

ミドルレイヤーには吸湿速乾性のものを

ミドルレイヤーは、ベースレイヤーが吸収した汗を素早く吸湿し、それを発散する透湿性が求められます。吸った汗を素早く乾かしてくれないと、汗がたまり、蒸れて体が冷える原因になります。

ハーフパンツにはスパッツやサポートタイツを

夏場は通気性や動きやすさに優れているハーフパンツもおすすめですが、防護性に劣ります。虫に刺されたり、木の枝や草に触れてかぶれたり傷ついたり、転倒した時に容易に怪我をしてしまいます。

ハーフパンツを履く時は、スパッツやサポートタイツと組み合わせて、肌をしっかりと保護することが重要です。

レインウェアは必ず持っていきましょう

夏で天気予報が晴れでも、レインウェアは必ず持って行きましょう。山の天候はコロコロ変わりやすく、さっきまで刺さるような日差しだったのに、急に雨に降られるということは珍しくありません。

また、稜線に出たとたんに強い風に吹かれることがあります。強い風に吹かれると汗で濡れた体が一気に冷えることになり、とても寒いです。

そのような時にもレインウェアは活躍してくれるので、夏場でも必ずレインウェアを持って行きましょう。

登山の服装【子供編】

子供と一緒に登山をする時は、体調管理をしてあげる必要があります。

特に標高の高い山に登る場合は、夏でも頂上に着けば真冬並みの寒さということがありますので、必ず防寒着も持っていくようにしましょう。

アンダーウェアはメッシュ生地のものがおすすめ

子供は汗っかきなので、アンダーウェアは化繊繊維で作られたメッシュ生地の濡れても乾きやすいものを選びましょう。

着替えは複数枚持参

着替えは2~3枚持っていくようにしましょう。子供は体が小さいので、休憩時などに、体を動かさなくなった途端に急激に体が冷えてしまったりします。

ハーフパンツに長めのソックスを

夏場は子供のウェアは普段履いているハーフパンツに長めのソックスで足周りをカバーすれば良いでしょう。肌の露出だけは避けるようにしましょう。

登山の服装は場所によっても変わる?

登山の服装は登る場所によって全く変わります。

山頂まで舗装されている山と、登山口から頂上まで舗装がされていない山、標高が低い山、高い山で、登山の服装は違ってきますので、自分が登る山に合わせて服装の準備をしましょう。

高尾山は普段着でもOK?

高尾山にはいくつかの登山コースがあり、コース選びにより難易度も変わります。そのため、一番定番コースの1号路を登るか、山道の6号路や稲荷山ルートを登るかによって服装の選び方は変わってきます。

たとえば、最も登山者が多く人気の1号路は、観光しながらゆっくり登ることができます。

しかし、舗装されているといっても坂道を歩くので、ヒールやサンダルはケガにつながります。歩き慣れたスニーカーなど動きやすく、滑りにくい底の靴を履くようにしましょう。

夏の北アルプスには?

登山を始めた人が憧れる北アルプスは、目指す山やルートによっても装備が違ってきます。

北アルプスはどの山も標高が高く、ある程度の登山の時間がかかりますので、しっかりとした装備をして登るべき山です。

北アルプスを登ると決めたら、自分の登る山に合った、きちんとした装備を準備してください。

登山の服装人気のトレッキングウェア5選

SKINS(スキンズ)  メンズ ロングタイツ

サイズ:XS、S、M、L、XL
カラー:Havana Blizzardのみ(大谷選手着用限定モデル)
素材:本体ナイロン76% ポリウレタン24%

SKINSが独自に開発した動的段階的着圧は、いかなる激しい動きにも各部位に最適な着圧を与え、パフォーマンスを高めるだけでなく、けがのリスクや身体の負担にもサポートします。

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karrimor (カリマー)  デルタ S/S クルー delta

サイズ:S、M、L、XL
カラー:ネイビー/NV、ホワイト/NV、ホワイト/WH

POLARTEC社が新たに開発した吸湿速乾素材Deltaを使用したベースレイヤー。汗をかきやすいアクティブなシーンであっても、快適性を維持し、パフォーマンスを損ないません。

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karrimor (カリマー) コンフィコンバーチブルパンツ

サイズ:S、M、L、LL
カラー:ベージュ、オリーブ、インディゴブルー、チャコール
素材:ポリエステル

着心地のよさを追求し、軽量な4 wayストレッチ素材を使用したトレッキングパンツ。
ひざ上のジッパーで脱着可能なコンバーチブルタイプです。
撥水性能を備え、さまざまなシーンで活躍します。

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THE NORTH FACE (ノースフェイス)  ショートスリーブ GTD メランジ クルー(

サイズ:S、M、L、XL
カラー:ミックスグレー、レスポンスレッド、ターキッシュブルー、アーバンネイビー、ブラック

有害な紫外線から肌を守るUVケア機能を持つ、吸汗速乾素材FLASHDRYを使用した高機能ショートスリーブシャツです。グリッド状のメイン生地は汗を多くかくシーンでも肌離れが良く、脇に通気を促すメッシュパネルを採用することでウェア内は快適です。

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Millet(ミレー ) YPHON 50000 ST JKT

サイズ:XS、S、M、L、XL
カラー:SAPHIR、CAPPUCCINO、BUTTERCUP、FROST

透湿防水ストレッチ・プロテクティブジャケット。7ミクロンの極薄メンブレンを採用したことで、軽量かつ抜群の透湿性(50,000g/m2/24h)を誇るジャケットが誕生しました。さらに、裏素材にニットを使用することで、防水シェルにかつてない柔らかさと心地よい肌触りを実現させました。

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編集部からヒトコト

山の服装の基本のレイアリング(重ね着)についてご紹介してきました。

昔と違い今は優れた素材がどんどん開発されて、低体温症で動けなくなるようなリスクを少しでも回避できるような、高機能なシャツがたくさん発売されています。

山をできるだけ安全に快適に楽しむためにこれらを使わない手はありません。

色もデザインも多種多様ですので、オシャレにレイアリングをして、カッコよく、可愛く、夏の登山を楽しんでくださいね!

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