ホーム > スポットニュース > その他 > ピッケルのおすすめ13選!【2018最新版】アイスクライミングから縦走まで選び方を解説!

ピッケルのおすすめ13選!【2018最新版】アイスクライミングから縦走まで選び方を解説!

更新日 2018年11月11日
twitter
facebook
はてなブックマーク

雪山に登ろうとなると、ピッケルは必需品です。雪山を登る時に杖のようにして使ったり、急な斜面を登る時には氷に突き刺して登ったり、万が一滑落した時は、ピッケルを雪面に突き刺して滑落停止をしたりします。

ピッケルは自分の命を守る道具です。ではどんなピッケルを選べば良いのでしょうか。最近では、登山のスタイルによっていろんな種類のピッケルが発売されています。

ここではピッケルの説明から用途に合わせたおすすめのピッケルまでご紹介いたしますね。

雪山で必須なピッケルとは?

雪山登山を初挑戦するために緩やかな傾斜の山を登るのと、急斜面が多い山を登るのとでは、選ぶピッケルは違ってきます

自分が登ろうとしている山を考えて、どのような形状のピッケルが良いのか、どれくらいの強度が必要なのか等、いろんな面から総合的に見て、ピッケルを選ぶようにしましょう。

ピッケルの歴史を解説

ピッケルはアイガーやマッターホルンなど、標高の高い山があるアルプスで進化しました。

山を登り折りする時にバランスを取るための「杖(ストック)」と、雪や氷に足場を作るための「斧(アックス)」と、別々の物でしたが、それが合体してできたのがピッケルの起源と言われています

日本では、錫杖や金剛杖がピッケルの代わりでした。明治時代に海外の登山家が日本に持ち込んだピッケルが日本に伝わった最初の物で、その後大正時代に本格的に輸入され始めました。

ピッケル最初は木製でしたが、時代と共にもっと強度がある金属に代わっていきました。

また登山のスタイルも、ロッククライミング、アイスクライミングと独立した分野を形成して、その用途に合わせてピッケルもその分野に合わせたものが作られていきました。

ピッケルはこれからも時代に合わせて進化していくでしょう。

ピッケルの名称

ピッケルの各部の名称をご説明します。滑落停止の練習をする時などに、教えてくれる方の説明が何を言っているのか全く分からないとならないように覚えるようにしましょうね。

ヘッド

ピッケルの上の部分全体がヘッドです。歩く時にヘッドを握り、杖のようにして歩きます。

シャフト

ピッケルの柄の部分をシャフトと呼びます。ピッケルはこのシャフトの部分がまっすぐなものとカーブしているものがあります。

ピック

ヘッドの尖っているほうがピックです。氷雪に刺して体を支えたり、滑落時にピックを氷雪に刺して滑落を止める役目をします。

ブレード

ヘッドのピックの反対側がブレードです。山を登る時の足場を作ったり、急斜面での休憩場所を作ったりする時に、雪を掘ったり、氷を削る時にブレード部分を使います。

スパイク

シャフトの一番下の尖った部分をスパイク、またはシュピッツェと呼びます。山を登る時にピッケルを杖のように使う時に、この部分を雪面に刺して歩きます。

ピッケルの賢い選び方を紹介

ピッケルは登る山に合わせて形状が違います。ここではピッケルを種類別にご紹介いたしますので、自分が登ろうと思っている山を考えてピッケルを選ぶ参考にしてください。

まずは3種類のピッケルから目的別に選ぶ

ピッケルは大きく分けると縦走用、アイスミックス用、アイスクライミング用の3種類に分けられます

縦走用は、雪山登山で杖として使う場面が多い山で使用します。縦走用はシャフト部分が一直線上になっていて、初心者の方も扱いやすく、歩く時に雪面を突いてバランスを保ちながら歩く事が出来ます。

アイスミックス用は、雪の道だけでなく、岩にも使えるタイプです。シャフト部分が縦走用のピッケルに比べて短めに作られていて、ヘッドも下へと角度がついているので、急勾配の道を前進したい時も、氷に突き刺しやすいようになっています。

アイスクライミング用は、氷の壁を登るときに使うピッケルです。これは杖のように使うのではなく、氷に突き刺して、体全体を支えるように使います。

シャフトがカーブ形状となっていて、ヘッド部分が下向きとなっていますので、不安定な体勢でも氷に突き刺す事ができます。険しい雪壁を登る際などに適しているピッケルです。

自分の体に合ったサイズ(長さ)を選ぶ

ピッケルの長さは、一般的には真っ直ぐに立ちヘッドの中央を握った状態で、スパイク(スピッツェ)が足のくるぶしの位置にくる長さが良いと言われています。

最近では、トレッキングポールと併用する方も多く、その場合のピッケルは少し短めを選ばれる方もいます。ピッケルの長さについては、山のエキスパートに聞いてもいろんな意見がありますので、これが正解だという答えがないのが事実です。

いろんなピッケルを検討して、自分の登山のスタイルに合わせて選ぶようにするのが良いでしょう。

レベルに合わせて素材も決める

素材がアルミやチタンで作られたピッケルは非常に軽量で持ち運びに優れています。あまりハードな登山をする予定がなく、初めてピッケルを購入する方は、軽いアルミ製のものを購入すると良いでしょう。

また、急斜面や硬さがある氷雪に使用する場合は、強度があるスチール製のものをおすすめします。将来的に本格的な雪山登山を目指している方は、ヘッドにはある程度の重さがあり、硬く締まった氷雪にも勢い良く打ちこめる強度のあるピッケルを選びましょう。

デザインやカラーバリエーションも増えつつある

ピッケルと言えば昔はシャフトの部分が木製で、ツルハシのようなイメージがありましたが、金属で作られるようになってから、カッコイイ登山ギアになり、最近では、ブランドによってはカラーバリエーションも増えてきました。

ピッケルは一度購入すると、すぐには買い替えたりしないものですので、自分の好みのピッケルに出会いたいものですね。

おすすめのピッケルブランド

ピッケルで人気のブランドをご紹介します。雪山に行くと必ず目にするブランドです。もし、ピッケル選びに迷ったら、このブランドの中から選ぶと間違いはないでしょう。

ブラックダイヤモンド

【おすすめポイント】
登山をする人に、ピッケルはどのブランドがおすすめかと聞けば、ブラックダイヤモンドか、次に紹介するグリベルの名を挙げる方がほとんどでしょう。縦走用のピッケルの1本目は、コスパの面からしてもブラックダイヤモンドはおすすめするブランドの一つです

マジックマウンテン

【おすすめポイント】
マジックマウンテンが扱っているブランド「グリベル」がピッケルではとても有名です。縦走用に加えて、中上級者が登る雪山で使うミックス用のピッケルでもグリベルを使っている人が多く、品質への信頼がうかがえます。

ペツル

【おすすめポイント】
アイスクライミング用で人気があるブランドと言えばペツルです。軽量でありながらしっかりした強度、握りやすいグリップで多くのクライマーから支持されている人気のブランドです。

タイプ別ピッケル8選

【縦走用】

Black Diamond(ブラックダイヤモンド) レイブンプロ

重量:362g(50cm)
サイズ:50、55、60、65、70、75cm

Amazonで見る楽天市場で見る

ブラックダイヤモンドの軽量モデル

ヘッド、スパイクをコンパクトにすることで大幅な軽量化を実現し、更に握りやすく、打ち込みやすくなりました。軽量ながら縦走やバックカントリースキーに必要な機能を備え、CE(ヨーロッパ規格)適合の十分な強度も確保しています。

Black Diamond(ブラックダイヤモンド) レイブンウィズグリップ

重量:505g(55cm)
サイズ:55cm

SuperSportsXEBIOで見る楽天市場で見る

握りやすさをプラスし、人気のモデルをアップデート

ブラックダイヤモンドのスタンダードモデルのレイブンに握りやすいデュアルデンシティグリップを追加したアイテム。スライダーリーシュをセットにしたモデルです。オーソドックスなクラシックピックと握りやすく絞り込まれたヘッドが特徴。

Petzl(ペツル) サミット U13B クラシックマウンテニアリングアックス

重量:400g
サイズ:66cm

SuperSportsXEBIOで見る楽天市場で見る

コストパフォーマンスに優れたモデル

軽量で、ピック、石突どちらでも確実に雪面をとらえることができるアイスアックスです。シャフトがカーブしているため、緩斜面から急斜面まで、様々なポジションでの使用に対応します。

【ミックス用】

MAGICMOUNTAIN(マジックマウンテン) グリベル エアーテックエヴォリューション

重量:535g(53cm)
サイズ:48、53cm

楽天市場で見る

強固なブレードが自慢!

幅広で強固なブレードは、簡単なミックスルートでも使用できます。グリベル独自のエヴォリューションカーブが付けられたシャフトは、斜面を歩く際も深く雪面に刺さり、危険度の高いエリアでも安定した歩行を期待できます。

Black Diamond(ブラックダイヤモンド) スウィフト

重量:485g(50cm)
サイズ:50、57、64cm

楽天市場で見る

ワンピース構造で最も堅牢なピッケル

握りの位置を変えられるフリックロックポンメルが、硬く急峻な氷雪壁で威力を発揮します。ワンピース構造の堅牢なピック、高剛性のシャフトで、山岳ガイドが行うビレイやレスキューなど、過酷な用途までカバーします。

【アイス用】

PETZL(ペツル) Quark Iceツール

重量:550g

Amazonで見る楽天市場で見る

用途に合わせてカスタマイズができるモデル

優れたバランスとアイスピックの組み合わせは氷への打ち込みに最適です。ヘッド下のクリアランスとピックのデザインが氷でも岩でも安定したフッキングを可能にしてくれる頼れるアイテムです。

PETZL(ペツル) ノミック

重 量:540g

Amazonで見る

ハンドルの長さ調節ができるアイテム

雪山のハードな環境においても抜群のパフォーマンス力を発揮し、フリークライミングのような動きをアイスクライミングで実現することを可能にしました。手の大きさやグローブに合わせてハンドルの長さを調節することもできます。

Black Diamond(ブラックダイヤモンド) フューエル

重量:650g
サイズ:50cm

楽天市場で見る

軽量かつ剛性の高いモデル

シャフト、スパイク形状を見直して軽量化を図ったモデルです。氷への打ち込みやすさを向上させたフュージョンアイスピックを標準装備し、アイス・ミックスクライミング全般で、軽快なスイングを発揮します。

ピッケルリーシュの選び方

ピッケルリーシュは、ピッケルと使用者をつなぐ紐のことです。

もしも手からピッケルを放してしまったとしても、ピッケルを失くすことがないように、ピッケルと自分をつないでおくためのものです。

リーシュには、たすき掛けタイプとリストバンドタイプがあります。

たすきタイプかリストバンドタイプか

初心者であれば、肩からたすき掛けしてピッケルと体をつなぐリーシュのほうが良いでしょう

雪山でのリーシュは、ピッケルを落とさないことに加えて、休憩中にシャフトを雪に埋め込んでアンカーを取り、自分の身の安全を確保する役目もあります。リーシュで体とピッケルをつないでおけば、滑落の危険を防げるのです。

硬い雪や氷の急斜面にピックを刺して登ることが多い登山で使う場合は、シャフトを握り易いリストタイプがおすすめです。

リストタイプのものは60cm程のスリングをたすき掛けにしてカラビナで留めれば、肩掛タイプにもなり、どちらの使い方もでき便利です

合わせて欲しいピッケルリーシュ2選

ブラックダイヤモンド スリンガーリーシュ

重量:54g

SuperSportsXEBIOで見るAmazonで見る楽天市場で見る

リストタイプのリーシュ

スピナーリーシュのシングルバージョン。縦走用のピッケルの落とし止めに最適です。

BlackDiamond(ブラックダイヤモンド) スライダーリーシュ

重量:94g

Amazonで見る

リストタイプのリーシュ

レイブンなどの縦走用アックスに適したシンプルなリーシュです。金属製のスライダーを動かすことでリストバンドを締めたり弛めたりできます。

ピッケルカバーの必要性

ピッケルは想像以上に鋭く、むき出しにしておくのはとても危険です。人に対して武器になりますので、ピッケルを使用しないときは不慮の事故を防ぐためにも、鋭利な部分をカバーで覆っておきましょう。

荷物をピッケルから守る

ザックの上げ下ろしの時に、ピッケルが、他の人のザックやウェアを破いてしまったり、人に怪我を負わせてしまったりしては大変なことになります

ピッケルを購入した時に、ピッケルの付属品としてカバーが付いていることもありますが、なければピッケルを購入した時に一緒に購入することをおすすめします。

自作のカバーを作る場合もある

ピッケルのカバーは自作する方もいます。100円均一ショップでウレタン素材の物を購入し、形を整えてカバーにしたり、ホースのチューブを切ってピッケルの鋭い部分にかぶせたり、厚手の布を縫ってカバーにしたりと、自作の仕方はいろいろです。

合わせて欲しいピッケルカバー3選

BlackDiamond(ブラックダイヤモンド) アックスプロテクター

重量:39g

Amazonで見る

ヘッドの両端に被せるタイプ

市販されているほとんどのピッケルに装着できます。

oxtos(オクトス) ピッケルヘッドカバー

重量:32g

Amazonで見る

全体をカバーできるタイプ

ピックの先端から全体までカバーできる保護効果の高いヘッドカバーです。

GRIVEL(グリベル) アックスガード

重量:13g

楽天市場で見る

ヘッドの両端に被せるタイプ

アイスアックスのピックとアッズをカバーするプロテクターです。

編集部からヒトコト

ピッケルをご紹介してきましたが、ピッケル選びの参考になりましたでしょうか。

どれ選べば良いのか迷う時は、最終目標にしている山を考えるより、まず、今自分の登ろうとしている山を考えて、その山にあったピッケルを1本目に選ぶように考えると絞れてくるのではないでしょうか。

そして、ピッケルを選んだら、それを使いこなせるようになってください。ピッケルはお守りではなく、自分の命を守る道具です。最低限でも滑落停止の練習をしてから雪山に登るようにしましょう。

そして、最初の雪山は決して一人ではなく、雪山の経験者と行くようにしましてくださいね。

雪山登山で一番大事なことは、登頂することではなく安全に帰ってくることです。それだけは忘れないようにして、無理をせず安全で楽しい雪山登山をしてきてくださいね。

【関連記事】

人気記事ランキング

今月のイチオシ

PR
PR
ページトップへ