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ボルダリングとは?見てもやっても楽しめる魅力をご紹介!

更新日 2019年02月23日
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2020年の東京五輪で正式種目になったスポーツクライミングの一つ、ボルダリング。英語でボルダー(boulder)とは、大きな岩を指します。

難しそうに見えるかもしれませんが、用意する道具も少なく始めやすいスポーツです。

そんなボルダリングの基本的なルールや魅力、東京五輪がより楽しめる注目選手などをまとめてご紹介します。

ボルダリングとはロッククライミングの1種

ロッククライミングというと、自然の岩場を登るイメージがあるかもしれませんが、ボルダリングもロッククライミングの一つに含まれます。

ロッククライミングの大きな括りとしては、はしごや道具を使って登るエイドクライミングと素手で登るフリークライミングの2つがあります。

そして、フリークライミングの中でも命綱(ロープ)で安全確保をするものが、ロープクライミングと呼ばれます。

約3mから5mの高さで、命綱をつけないものがボルダリングで、人工壁でも天然岩のクライミングでもボルダリングと言います。

ボルダリングとクライミングの違い

ロッククライミングの種類が多いため混同しやすいですが、クライミングは「登ること」そのものを意味します。

ボルダリングはクライミングの中の一つです。人工壁でも天然岩でもボルダリングと呼ぶとお伝えしましたが、天然岩を登ることをロッククライミング、人工壁を登る場合はスポーツクライミングと区別することもあります。

2020東京五輪ではスポーツクライミングの一種

2020東京五輪で正式種目となったスポーツクライミング。ボルダリングはスポーツクライミングの一種です。

ボルダリングの他にはリード、スピードの二種目があり、ボルダリングを含めた三種類の総合成績で順位が決まります。

リードとスピードは、命綱を使用するロープクライミングに含まれます。リードは、命綱をクライマー自身が支点にかけて登り、到達した高度によって成績が決まるものです。

スピードは、その名の通り、スピードを競う種目となります。同じロープクライミングというカテゴリーですが、スピード競技ではトップロープクライミングと呼ばれる命綱の支点がゴール地点にあるものとなります。

簡単にまとめると、ボルダリングは完登数、リードは高度、スピードは速さを競う種目で、それぞれに異なる面白さがあります。

ボルダリング競技としてのルール

ボルダリングは、高さ5m以下の人工壁をホールドと呼ばれる突起物を使って登っていく競技になります。

決められたスタート位置から始めて、トップホールドと呼ばれるゴールに相当するホールドを両手で触り3秒程姿勢を保てれば完登とみなされます。

制限時間内にいくつのボルダー(課題)を登れるかを競います。ボルダリングでは、いきなりボルダーを登ることはなく、オブザベーションというどのように攻略するかを考える時間が重要となります。

予選や準決勝では、このオブザベーションの時間を含めて各ボルダーに5分間の時間が割り当てられます。

決勝は、2分間のオブザベーションの時間と4分間の競技時間で行われます。他のスポーツとは違い、他の競技者のトライ(試技)を見ることは、オブザベーションや攻略へのヒントとなってしまうためできません。

2020東京五輪注目選手を紹介!

日本はボルダリングW杯で優勝者を輩出している、ボルダリング強豪国です。五輪での活躍も期待される注目選手をご紹介します。

【男性選手】

ダイナミックなムーブで見る人を魅了する男子選手のスポーツクライミング。世界の舞台でも表彰台に登る選手が増えています。

楢﨑 智亜(ナラサキ トモア)

フィジカルモンスターと呼ばれる日本男子選手を代表するクライマーです。2016年の世界選手権でボルダリング種目において、日本人初優勝を飾りました。

ボルダリングに比べて厳しい戦いとなっているスピード競技でも、6秒69の日本記録を持っており、今後の活躍が期待されています。

【楢﨑選手の魅力】

楢崎選手といえば、やはりその身体能力の高さが強みであり魅力です。クライミングは全身を使うスポーツですので、単純な筋力だけではなく体幹のバランスや柔軟性も大事な要素になります。

自分の体と深く向き合い、改良すべき点を考えトレーニングする姿勢が強さに繋がっているのではないでしょうか。

藤井快(フジイ ココロ)

弱点のないオールラウンダーと評される藤井快選手。ジムスタッフとして働く会社員クライマーとも紹介されることがあるそうです。2017年、2018年のボルダリングジャパンカップで2連覇している日本を代表する選手です。

【藤井選手の魅力】

自分自身を平均的なクライマーと言う藤井選手の魅力は、安定感や冷静さというところに加えて、他のライバル選手に対して負けたくないという気持ちや試合の不安なども内包して、結果を出しているところと言えます。

Team auのインタビューでは苦手な部分を克服することで前に進んできたと話されていますが、その言葉を体現する努力を続けてこられることが、世界で戦える強さを生んだのでしょう。

【女性選手】

強さと共に美しさでも注目を集めることが多い、日本の女子クライマー。若手からベテランまで、層の厚さも強さの源です。

野口啓代(ノグチ アキヨ)

野口啓代選手は、スポーツクライミングの日本女子におけるパイオニアとも呼ぶべき、プロクライマーです。

近年、日本人選手が世界の舞台で表彰台に登ることも増えましたが、10年前は日本人の体格やパワーでは世界に通用しないと言われていたそうです。

そんな時代からW杯で戦い続けて、4度のW杯年間優勝という輝かしい記録を残しています。

【野口選手の魅力】

野口選手の魅力は、クライミングに飽きがこないと言い切れるほどにクライミングが好きなところが挙げられます。

若手選手の台頭や世界全体でレベルが上がっていることもあり、中々結果に結びつかない試合などもある中でも、W杯の年間優勝争いに食い込んでいる強さも魅力です。

野中生萌(ノナカ ミホウ)

2018年のW杯年間優勝を飾った野中生萌選手は、スピード競技でも日本記録を持つ、今最も「強い」クライマーの一人です。

ボルダリングだけではなく、リードやスピードでも入賞できる実力から、五輪でのメダルも期待されています。

【野中選手の魅力】

野中選手の魅力は、強いクライマーであるというこだわりと、魅せるクライミングが両立しているところです。

男性にも負けないダイナミックなムーブをする一方で、ネイルや小物にこだわりがあり、ありたい自分の姿に向かって突き進むエネルギッシュな姿が、見る人を魅了するのでしょう。

ボルダリングの魅力

トップレベル選手のような動きは難しくても、ボルダリングは運動に自信がない方でも始めやすいスポーツです。全身を使うため、体に嬉しい効果も期待できます。

ボルダリングには専用のクライミングシューズを使用しますが、ボルダリングジムでは数百円でレンタル可能です。

動きやすい服装と靴下だけを用意すればすぐにでも始められます。荷物が少ないため、通勤に持っていきやすい点や、夜遅くまで営業しているボルダリングジムも多いところから、会社帰りでも通いやすいです。

習い事のように、毎週決まった時間に行かなければいけないということもないことも、始めやすいポイントと言えます。

壁のボールドを使い登る競技

ボルダリングで使用する人工壁には、ホールドと呼ばれる突起物が設置されています。ホールドはたくさんの種類があり、その大きさや形、どのような位置に配置するかで難易度が変わります。

ボルダリングジムでは、ホールドの脇にテープなどを用いて課題ごとに使用できるホールドが指定されています。

初心者向けの課題では、手で持つホールドのみを指定されているものもありますが、足を乗せるホールドも、手と同じもののみを使用する課題が多いです。ゴールと書かれたホールドを両手で持ち、数秒キープできれば完登となります。

レベルに合わせてできるから誰でも挑戦

ボルダリングは難易度の幅が広く、スポーツに苦手意識のある方や運動不足を感じている人でも始めやすいスポーツです。

ボルダリングの人工壁は、80度程度の傾斜から120度以上の覆いかぶさるようなものまで様々であります。

傾斜が大きくなるにつれて、自分自身の体重が腕に乗るため、きつさは感じやすくなりますが、ホールドの組み合わせによっては、80度の壁でも難しい課題はあります。

基本的な登り方は、足→手→足→手の順序ではしごと同じように登っていく形です。右手を次のホールドへ出したいときは、右足を上げるという動きです。

登り方にもテクニックはありますが、初心者向けの課題では、基本的な登り方だけでも完登可能です。

壁を登っていくため、ゴール地点に近くにつれて高さに恐怖を感じることがあるかもしれません。

ボルダリングジムでは、転落に備えて厚いマットを敷いていますが、怪我をするリスクというのは避けられませんので、課題を登って(あるいは途中で)降りる際には、ある程度の高さまでホールドを使って下り、両足できっちり着地をしましょう。

達成感が得られる

ボルダリングの醍醐味と言えば、課題を登りきった時の達成感です。自分では登れないと思った課題でも、手の運びや足の置き方を変えることでスムーズに登ることができることもあります。

ボルダリングでは実際に登る前にオブザベーションをします。どのように登っていくか、自分のリーチで次のホールドを掴むことができるのかということをしっかり考えることで、体力の温存にもなる大事なものです。

ボルダリングの難易度は、グレードによって表されており、ジムにより多少の差はありますが、簡単な方が10級で数が減るにつれて難しくなっていきます。

1級よりさらに上は初段、2段と数が上がります。おおよそですが、10級から6級までが初級、3級までが中級、それ以上が上級という形で分けられます。

同じ級数でも、自分自身の得手不得手が出てくるところが、ボルダリングの難しさでもあり面白いところとも言えます。中級以上を目指すのであれば、ある程度のムーブのテクニックや、体を保持する筋力も必要になるでしょう。

ダイエット・シェイプアップ効果も期待できる

ボルダリングというと腕の力で登っているようなイメージがあるかもしれません。しかし、実際は腕だけで登るということではなく、全身の筋肉を使っています。

ホールドを掴む際には肩甲骨を大きく動かして、円を描くようなイメージで腕を伸ばすことでより遠くに手が届きます。また腕を伸ばして体勢を維持するだけでも体幹を使いますので、ダイエット効果が期待できます。

日常生活では中々動かすことがない筋肉を使うため、シェイプアップ効果も同様に期待できます。

ボルダリングにおすすめの服装&シューズ5選

ボルダリングは基本的に動きやすい服装であればOKですが、いくつか注意するポイントがあります。そのポイントと合わせておすすめの商品をご紹介します。

KRIFF MAYER(クリフメイヤー) クライミングジョガーパンツ

サイズ:M
素材:綿98%、ポリウレタン2%

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【レディース】1着は欲しい!クライミング用ジョガーパンツ

ボルダリングでは、ホールドに足をぶつけてしまう、皮膚を擦りむいてしまうことがあるため、怪我予防のためにもショートサイズのパンツより、丈の長いパンツがおすすめです。

クライミングパンツは、その名の通りクライミングのために作られているため、足の可動域も邪魔されません。

MIZUNO(ミズノ) クロスショートパンツ

サイズ:S〜LL
素材:ポリエステル100%

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【レディース】重ね着スタイルを楽しめる!ショートパンツ

ボルダリングは動きやすい格好であれば、スタイルは決まっていません。他のスポーツで使用している服装と合わせやすいものを選べば、ボルダリング以外にも着回しが可能です。

足の動きが大きいため、レギンスだけよりもショートパンツと合わせたコーディネートがおすすめです。

PG(ピージー) ノンパイル5本指ソックス 3足組

サイズ:23〜25cm
素材:ポリエステル、綿、ポリウレタン

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【レディース】小さいけれど、大事なアイテム。5本指ソックス

ボルダリングでは、小さなホールドに足先だけを乗せることもあり、足先の感覚も重要です。クライングシューズはしっかりとホールドや足場を捉えるために、普通のシューズよりもキツいサイズを使用します。

指先が分かれている5本指ソックスは、痛くなった足先をストレッチしやすくおすすめです。

UNDER ARMOUR(クリフメイヤー) スレッドボーン ショートスリーブVネックTシャツ

サイズ:S〜3L
素材:ポリエステル100%

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【メンズ】シンプルで着心地の良いTシャツは、室内ボルダリングでも活躍

ボルダリングジム内は室温調整されているため、一年を通してTシャツでも問題なく過ごせます。

脇が見えてしまったり、袖口から下着が見えてしまうために、半袖でも袖が短すぎるものや袖口がゆったりし過ぎるものは避けた方が良いでしょう。

こちらの商品は、着る人の体温を調整し、着心地をドライに保つ機能があります。

SPORTIVA(スポルディバ) FinaleVS クライミングシューズ 

サイズ:37.0〜42.0(EU表記)
重量:240g

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【ユニセックス】初めての1足にオススメのクライミングシューズ

初めの頃は足に痛みを感じやすいこともあるため、着脱のしやすさも大事なポイントとなります。こちらの商品はベルクロタイプのため着脱しやすく、つま先が曲がっていないフラットタイプのため、履き心地も良いです。

ボルダリングの服装に関する記事はこちらもチェック

ボルダリング初心者の服装【男女別】おすすめ12選!選び方やジムまとめも紹介

ボルダリングを始めるには

ボルダリングジムは年々増えています。自宅や会社の近くであれば、気軽に行きやすいのではないでしょうか。

予約不要で体験できるジムも、予約をしてしっかりと初回のインストラクションをしてくれるジムも両方ありますので、予定を決めて行くこともふらっと立ち寄ることも可能です。

ボルダリングジムを探してみよう

「ボルダリング 地域名」で行きたい地域に近いボルダリングジムが検索できます。ボルダリングジムでは、初回に会員登録をするところが多く、登録料(初回のみ)と利用料がかかります

立地や営業時間、料金など、ホームページで分かることも多いので、体験する前にあらかじめ比較しておくのも良いでしょう。

編集部からヒトコト

2020東京五輪の正式種目に決まり、注目が高まっているスポーツクライミング。その中でもボルダリングは自分で気軽に体験しやすいものです。

性別や年齢を問わず一緒に楽しめるという点でも、楽しみやすいスポーツですので、是非一度挑戦してみてはいかがでしょうか。

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