ホーム > スポットニュース > 公園・アウトドア > 【富士山登山】初心者が気をつけたいポイントや知っておきたい基礎知識

【富士山登山】初心者が気をつけたいポイントや知っておきたい基礎知識

2018年05月04日
twitter
facebook
はてなブックマーク

ここでは、富士山登山において、初心者が気をつけたいポイントや、知っておきたい基礎知識を紹介します。これから富士山登山にチャレンジしたいと考えている方は必見です!

4大ルート別の登山方法や山小屋の選び方など、富士山の登山情報をもっと知りたい方はこちらから!

【富士山登山】初心者向け基礎知識

日本人なら、一度は登ってみたいと思うのが富士山ですね。毎年約25万人が登るという日本一の山、富士山。この山を登ろうと決心をしたら、必ず下調べをして、準備万端で富士山登山にチャレンジしましょう。仲間と一緒に登る人も、1人で登ろうと思っている人も、無理のない登山計画を立てることが重要です。

登れる期間は2ヶ月

富士山の登山期間は7月と8月のたった2ヶ月です。また、ルートごとに登れる期間が違いますので、自分が登りたいルートの登れる期間を確認して登山の計画を立てましょう。土曜日やお盆の時期は混雑のピークです。初心者の方はできれば平日の登山をおすすめしますが、ピーク時期に登山をする場合は余裕をもった計画を立てましょう。

マイカー期制について

富士山は7月~8月の間、マイカー規制がされています。マイカー規制中は、最寄りの駐車場に駐車して、シャトルバスに乗り換えて各登山口(5合目)まで行くことになります。
シャトルバスは短い間隔で何本も発車しているので、それほど待たなくてもシャトルバスに乗ることができます。富士山の登山口に着くまでワクワクしながらシャトルバスに乗ってください。

当時の天候は要確認

登山を予定している日の天候は必ず調べておきましょう。
山の天候は変わりやすいものです。たとえ登山当日のお天気が晴れ予報でも、雨が降る覚悟で装備をしましょう。

【富士山登山】初心者が気をつけたいポイント11

焦らず余裕を持って登る

ペース配分を考えて登りましょう。初心者ほど、体力のあるうちに少しでも上のほうに登っておこうと思い、最初に飛ばしすぎになりますが、それでは頂上に着く前にへたばってしまいます。
登山では一緒に登る人と話をしながら歩いても息切れしないようなペースで登るのが良いでしょう。

歩き方に注意する

富士山はほとんどが小石や砂の登山道です。ほとんどの人が出した右足(左足)に全体重を乗せる前に次の一歩を出そうとします。そうすると小石や砂のせいで足が滑ってしまい、これを何万歩も続けていると体力が消耗してしまいます。出した足にいったん全体重を乗せてから次の一歩を出すようにして歩きましょう。

事前にトイレの位置をチェックしておく

登るルートによってトイレの数がちがいます。例えば「吉田ルート」は山小屋がたくさんあるためトイレ休憩は何度もとることができますが、「御殿場ルート」は山小屋が少ないため、トイレ休憩を計画的にとらなければなりません。必ず登るルートのトイレの場所を確認しておきましょう。また、トイレを快適に利用するために維持費がかかりますので、ルールを守ってきれいに使うのはもちろん、チップ(100円~200円程度)の協力をしましょう。

服装は時期に合ったベストチョイスを!

紫外線が強いので昼間は暑くても長袖がおすすめですが、できれば速乾性のある生地のものを選んでください。
夏でも山頂の平均気温は5~6℃で、日中でも10℃前後。ふもととの温度差は20℃になります。天候の急変にも備え、フリース・手袋・ニット帽など防寒用具が必要になります。

低体温症には水ではなくお湯を!

登山には水を持って行くのはもちろんですが、できれば保温ポットなどにお湯も持っていけたらベストです。山頂付近に行くとかなり気温が低くなり、発汗などで思ったよりも体温が下がってしまいます。体力が相当消耗しているので低体温症になることがあります。そんな時には冷えた水よりも温かいお湯で体を温めると良いでしょう。

苦しいのはサポートタイツが原因かも?

体力が無い場合、膝を傷めないようにサポートタイツを履くことがありますが、このサポートタイツが原因で苦しくなることがあります。サポートタイツを履いていると血管を締め付けていて、酸素供給が間に合わなくなり、足が上がらない、苦しいということが起こるのです。なぜか苦しくて動けない、スピードがいっきに落ちたということがあれば、サポートタイツを脱ぐと楽になるかもしれません。

リュックの中身も防水に

リュックが防水だとしても、中身をさらに防水やビニールなどに入れて完全防水にしましょう。万が一、着替えや下着が濡れてしまったら、全く使い物になりません。たとえ雨が降らなくても濃霧でびっしょりということもあるのです。

下山に特に注意する!

上りよりも下りのほうが簡単に思われがちですが、登山では圧倒的に下りでの事故が多く、上りよりも慎重になる必要があります。下山時は体力がなくなっているのに加えて、足の疲労もピークになり、集中力を切らした一瞬に足を踏み外して事故になることがあるのです。

高山病への備え・発症したら

高山病は頂上に着いたらすぐに出るわけではなく、時間差でやってきます。頭痛の他に、吐き気やめまいなど、いろいろな症状があります。悪化してくると視界が急に暗くなったりしてとても危険なので、そうなる前に高山病の疑いがあれば、早めに下山しましょう。軽めの高山病はほとんどは下山したら治ります。高山病かなと思ったら、水分補給、保温、エネルギー(糖分)補給、そして下山です。

下山後はストレッチを忘れずに!

下山した日は寝る前に丁寧にストレッチをしておくのがおすすめです。登山で筋肉や腱の細胞が破壊されています。翌日の体のことを考えて、しっかりと時間をかけてストレッチをしましょう。

子供と登山する場合は山小屋泊がおすすめ

子供と一緒に登る場合は、必ず1泊はするようにしましょう。その1泊も、6合目か7合目がおすすめです。少しでも山頂に近い8合目の山小屋が人気ですが、高山病のリスクは8合目のほうが高くなってしまいます。特に子供連れの場合は無理をしないことが大切です。
そして頂上でのご来光にはこだわらないことにしましょう。ご来光は山小屋でも十分見られるので山小屋でご来光をみて、その後に山頂を目指しましょう。

【富士山登山】4大ルートの紹介

吉田ルート

距離

往復の距離は約14km

所要時間

登り:6時間10分/下り:3時間30分(剣が峰往復プラス90分)

特徴

「吉田ルート」は最も人気を誇るルートです。登山客の約60%がこのルートを登ります。富士山の観光に来ている旅行者のほとんどがこのルートを登るため、週末やお盆は大混雑をしています。また、道の混雑以外にもトイレの待ち時間が発生することがあるので、余裕をもった登山計画を立ててください。

人気のコースのため、多くのお土産屋さんがあります。また、山小屋も多くあり、救護所も3箇所あるので、初心者の登山者は気持ちの面でも安心して登れます。
また、道がしっかりと整備されているので、他のルートと比べて登りやすいです。
登りと下りの登山道が違うので、登りと下りの道の譲りあいによる渋滞はありませんが、「須走りルート」と合流する8合目はかなりの混雑を覚悟してください。

富士宮ルート

距離

往復の距離は約8.5km

所要時間

登り:5時間30分/下り:3時間50分(剣が峰往復プラス35分)

特徴

「富士宮ルート」は2番目に人気のルートで、登山客の25%がこのルートを登ります。
このルートからは日の出は山頂に出ないと見られませんので気を付けてください。

富士山登山のルートの中で一番距離が短いルートで、短い距離の中で高度が上がるので、高山病にならないように気を付けなければなりません。
登りと下りの道が同じなので、道に迷う心配はありませんが、登り下りの登山者で道を譲りあう場面があり渋滞することがあります。そのため、4ルートの中で一番距離が短いものの、登山の所要時間が読みづらいので余裕を持った登山計画を立てましょう。
傾斜がきつく全体的に地面が硬いので他のルートに比べて膝への負担が大きいので、膝に心配がある人は注意が必要なルートです。

須走ルート

距離

往復の距離 約13km

所要時間

登り:6時間50分/下り:3時間20分(剣が峰往復プラス90分)

特徴

「須走ルート」は4ルートの中で2番目に距離が短いルートです。登山者の約10%がこのルートを登ります。
このルートは一部区間を除き登山道と下山道が分かれているので登山者と下山者の道の譲りあいによる渋滞は発生しにくいのですが、8合目より吉田ルートと合流するので急に道が混雑します。
下山道の「砂走り」は膝に優しく、下山が苦手な方でも足に負担が少なく下山することができます。下山の時に注意が要るのは、下山道の八合目に吉田ルートと須走ルートの分岐があり、吉田口5合目に向かう登山者につられて道を間違ってしまうことがあるので気を付けてください。

御殿場ルート

距離

往復の距離 約17.5km

所要時間

登り:8時間10分/下り:4時間20分(剣が峰往復プラス35分)

特徴

富士山登山の4ルートの中で、一番距離が長く、標高差が大きいのがこのルートです。登山者の約6%がこのルートを登ります。他の4ルートに比べて一番低いところから長い距離を登っていくので体力と時間が必要になります。

距離が長いうえに、山小屋が少ないので、食料や水の装備をしっかりしていかなければなりません。トイレ休憩も計画的に考えなければなりません。このルートは午後になると駿河湾で温められた蒸気が山肌を降りてきてホワイトアウトになることがよくあり、登山者も少ないことから道に迷うリスクがあり、危険のリスクが増します。上級者向けのコースといえるでしょう。

富士山4大ルート別の登山方法を比較・解説とトレッキングシューズ5選を紹介!【2018最新版】

【富士山登山】 初心者向けに最低限必要な装備を紹介

最低限必要とされている「登山の三種の神器」と呼ばれているものがあります。それは、登山靴・レインウエア・ザックです。

雨具・レインウェア

レインウエアは必ず装備をしてください。登山をする日がどんなに晴れ予報でも、山では雨が降る可能性が高いのです。もし、雨が降らなかったとしても、頂上付近の風が強い時や、ご来光を待っている時間に、風に体温が奪われないようにウインドウストッパーとして使用することができます。
レインウエアは簡易的なビニールタイプのものは役に立ちません。登っている時に汗が蒸れてしまい、体が冷える原因になり低体温症の原因にもなりかねません。少しコストが高くなりますが、アウトドアショップで売られているものを購入してください。

雨の日の登山は中止にすべき?雨対策や注意点とおすすめ雨具・グッズ7選!

登山靴

登山靴は、できればミドルカット、またはハイカットを選んでください。富士山の登山道は岩場が多く、長時間の歩行は足にはかなりの負担になります。ソールが厚いものは疲れにくく、くるぶしが覆われているほうが捻挫や怪我の予防になります。
また、砂利の道が多いので、ローカットの靴では小石が入り、これを何度も取り除くのはかなりのストレスになります。

トレッキングシューズおすすめ11選! 初心者の方向けに選び方も!

リュック

ザックは、登山用のできればウエストベルトが付いたものがおすすめです。登山をあまりしたことがない人は知らないと思いますが、荷物は肩だけで背負うものではなく、肩と腰の両方で背負うことで重い荷物を長時間背負うことができるようになります。登山用のザックは背中の部分がメッシュになっているものが多く、長時間背負っていても背中が汗でベットリになることがなく、快適に登山をすることができます。ザックのデザインによっては、背中の長さが男性用と女性用に分かれているものがあります。自分にあったザックを見つけるようにしましょう。

トレッキングポール

トレッキングポールを使うことで足にかかる負担を軽減できます。また、バランスがとりやすくなるので疲れてきた時に集中力がなくなり、岩場で足を踏み外しそうになっても、トレッキングポールを使えば、転倒防止に役立ちます。特に下山時は膝にかかる衝撃を緩和することができるので、膝に不安がある方はトレッキングポールを装備することをおすすめします。

トレッキングポールおすすめ10選! 最低限知っておきたい選び方も紹介

サポートタイツ

富士山登山は長時間の登山になるため、膝、腰、股関節をサポートしてくれるサポートタイツは重宝します。また、サポートタイツは吸汗速乾性に優れているので、長時間の登山を快適にしてくれます。

帽子

帽子は、日差しをよける夏用の帽子と、保温用のニット帽の両方を装備すると良いでしょう。
富士山は標高が高いため、晴天の時の日差しがとても強くて、紫外線の量も下界よりも多くなっています。昼間は日差しよけの帽子を着用しましょう。日が沈むと山は氷点下になることもあります。ご来光を待っている時はとても寒いのでニット帽をかぶって保温しましょう。

アンダーウェア

富士山でのアンダーウエアは、吸汗速乾性能のものを選びましょう。吸汗速乾性能が低いと、富士山のように標高が高く、山頂付近の気温が低く、風も強い環境では汗冷えを起こしてしまい、低体温症の原因にもなりかねません。吸汗速乾性能の高い化学繊維のアンダーウエアをおすすめします。

ソックス

靴下は軽視されがちですが、登山ではできるだけ登山用の靴下をはくと良いです。登山用靴下の重要な役割は靴擦れ防止と衝撃の緩和、吸汗発散です。登山用靴下の特徴は厚手になっていることです。これは足と靴の間にある隙間を埋めてくれるのにとても有効です。また、歩く時の衝撃をできる限り軽減することを目的としています。富士山登山は長時間歩くことになりますので、足にかかる負担を少しでも軽くすることが必要です。

最後になりますが、一緒に登る仲間の中にベテランの人がいるのなら、その人が登るメンバーの体力からペースの配分などを考えてグループを引っ張って行ってくれるかもしれませんが、山を登る時の最低限の準備は各自が万全に整えていかければなりません。楽しく安全に登山をするために、しっかり準備をしておきましょう。
一人で富士山登山を考えているのでしたら、自分の体力に見合った無理のない計画を立てるようにしましょう。最近は一人で行く登山を「ソロ登山」と呼び、オシャレなイメージもありますが、もし、一人で初めて富士山に登ることに不安があるようなら、ツアーに参加することもおすすめです。富士山登山のピークシーズンには、たくさんの富士山登山のツアーが出発します。ベテランの登山ガイドさんと登ることで、安心して登山ができますし、プロの登山ガイドさんから山の知識を得ることができて自分のレベルアップにもなります。
富士山登山は観光旅行ではありません。厳しい自然環境の中に入っていくことになりますので、安全を第一に考えて行動し、楽しい登山をしてきてください。

 

【富士山登山】 初心者におすすめの装備5選

ノースフェイス レインテックスプラズマ NP11700 レインウェア上下セット

サイズ:M~LL
素材:【ジャケット】身生地(表側)ナイロン100%(コーティング等樹脂加工)(裏側)ナイロン100% 内衿/衿裏/インナーフラップ裏 ポリエステル100% 【パンツ】(表側)ナイロン100%(コーティング等樹脂加工)(裏側)ナイロン100%

SuperSportsXEBIOで見る楽天市場で見る

GORE-TEXを採用! 強度と軽さを両立した防水透湿シェル

GORE-TEX3層構造の防水透湿シェルです。強度と軽さを両立し、身体の自然な動きに追従する立体パターンで仕上げた本格的な山岳ウエアです。

キャラバン トレッキングシューズ

サイズ:25.0~29.0cm
素材:ポリエステル、合成皮革、ゴアテックス 他

SuperSportsXEBIOで見るAmazonで見る楽天市場で見る

足馴染みの良いトレッキングシーズ! 初心者の方にぴったり

履き口に柔らかな生地やクッション材を採用し、足首を優しくホールド。アキレス腱部分は足首が動きやすいよう浅めにカットするなど、初めて登山靴に足を入れる入門者でも違和感なく履ける設計です。

グレゴリー ザック スタウト35

素材:ポリエステル 
容量:35リットル

SuperSportsXEBIOで見るAmazonで見る楽天市場で見る

優れたフィット感が特徴。体全体で支える背負い心地の良さ!

レイルフレックス・サスペンションという、軽くて強くて安定性に優れたフレーム機能を使用し、理想的なフィット感を実現しています。腰を重点に体全体で支える背負い心地の良さと安定感があります。

ミレー ドライナミック メッシュ ショートスリーブ

サイズ:S、L 
素材:ポリプロピレン、ナイロン、ポリウレタン

水分を含まないポリプロピレンを使用しているため、汗はメッシュを抜けて素早くベースレイヤーに移行します。肌をドライな状態に維持するため、安全かつ快適性に優れる山装備に必須のドライナミックメッシュレイヤーです。

SuperSportsXEBIOで見る楽天市場で見る

登山を快適なものに! 肌をドライな状態に保ちます

水分を含まないポリプロピレンを使用しているため、汗はメッシュを抜けて素早くベースレイヤーに移行します。肌をドライな状態に維持するため、安全かつ快適性に優れる山装備に必須のドライナミックメッシュレイヤーです。

レキ サーモライト AS トレッキングポール

素材:アルミ

SuperSportsXEBIOで見るAmazonで見る楽天市場で見る

関節や手首への衝撃が軽くなるアンチショックシステムを装備

ポールを突いた時の衝撃を吸収するアンチショックシステムを装備しているので、関節や手首への負担が軽減されます。

【登山初心者向け】注意するポイントや最低限用意しておきたい装備を紹介!

編集部からヒトコト

富士山登山に限らず、登山において無理のない登山計画と最低限の装備はマスト! 楽しく安全に登るために初心者の方は特に入念にチェックしておくようにしましょう。

【関連記事】

人気記事ランキング

今月のイチオシ

PR
PR
ページトップへ