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意外と競技人口が多く歴史が古い自転車競技のルールや見所を紹介!

2018年04月26日
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今ではオリンピックの競技種目にもなっている自転車競技ですが、その始まりはどんなものだったのでしょうか。今回の記事では自転車競技の歴史と、それぞれの競技の特徴などをご紹介していきます。

自転車競技の歴史

ヨーロッパやアメリカでの競技人口が多いですが、これは自転車が発明され、かつ早い段階で道路整備が進んだ先進国であったためです。

逆に道路整備が行われていないとできないスポーツであるため、ほぼ先進国に限定されたスポーツといえ、世界全体で見ると競技人口が少ないというのが特徴です。

記録に残っている最古の自転車競技は、1868年フランスのサン=クルーで行われた1200mのレースだとされています。当時の自転車は木製フレームに鉄のタイヤという仕様だったそうです。

後に空気を入れるタイプの自転車用タイヤが続々と開発され、1893年アメリカシカゴにて、ロードレースとしての初めての世界選手権が開催されました。

意外と面白い自転車競技を紹介!

ここからは、数ある自転車競技のルールや見所を、競技別に見ていきましょう。

ロードレース

・主なルール
特別に閉鎖や交通規制された公道や、永久周回道路で行われる競技です。距離は大小さまざまで、数kmのホビーレースから200km越えるプロレースまで多種多様です。

スタート地点からゴール地点までを走行し、フィニッシュラインでの着順を競うタイプや、決められたコースを周回し、何周走るタイムを競うもの、制限時間内に何周できるかを競うものなど、レースによって幅広い種類のルールが設定されています。

・使用される自転車
主にドロップハンドルの採用されたロードレーサーを使用します。プロレースではアルミフレームやカーボンフレームで細いタイヤを履き、できる限り軽量化された車体で競技に挑みます。

・見所ポイント
個人としての戦いではなく、チームで参加し、戦術として連携や陽動などの複雑な駆け引きが見られるのが特徴です。

トラックレース

・主なルール
陸上競技のような直線曲線のあるトラックコースに、内方へ急勾配がつけられた専用走路で走力を競うものです。

決められた距離を走って着順を競う種目や、数万メートル単位で走る中で規定周回ごとの着順通過で得られるポイントの合計を競う競技など、限られたスペースの中で行われる割には多くの種目があります。

・使用される自転車
変速機構と制動能力が禁止されている自転車、シングル固定ギアを使った競技になります。フレームは耐久性の観点から、クロモリが採用されます。

・見所ポイント
競技コースであるトラックも、勾配がつけられていることによりカーブを曲がる際にも減速する必要がありません。己の脚力だけで勝負をし、なおかつ最初から最後まで減速することなく全力で繰り広げられるデッドヒートが魅力となっています。

MTB

・主なルール
未舗装の道路でマウンテンバイクを使用して行われる競技です。登山道やスキー場を閉鎖したコースを、頂上から麓のゴールに向かって降下してタイムを競う競技や、決められた周回コースを皆で一斉に走り、フィニッシュラインでの着順で勝負する競技などがあります。

・使用される自転車
悪路走行を前提とした太いタイヤを履き、フロントフォークやサドル後部にサスペンションを装備したものが使用されます。また走行時に付着する泥や汚れで制動力が落ちないように、ディスクブレーキと呼ばれる機構のブレーキを採用しています。

・見所ポイント
着順を競う点は他の競技と同一ですが、降下走行を行うダウンヒルの場合、競技者によって違ったコース取りになるのも一つの楽しみでしょう。未舗装路をどう攻略するか、競技者のテクニックがポイントになります。

トライアル

・主なルール
岩場や倒木のように、通常自転車では走行不可能な場所を模して作られた人工的なコースを、トライアル用に特別に設計されたバイクで足を地面に着かないように走行する競技です。

ゴールまでたどり着くまでに、タイヤ以外の部分(足など)が接地したり、転倒する、コースの外に出てしまうといったことで減点され、全員の競技が終了した段階で最も減点の少なかった者が勝者になるというルールです。

・使用される自転車
BMXに形は似ていますが、フレームは競技者が跨ぎやすいようにトップチューブは限界まで下げられ、取り回しやすいようにできる限り軽量化されます。

前輪を上げたまま跳ねる等、障害物を越えることに特化しており、制動力の高い油圧式ブレーキが採用されます。タイヤは20インチと小さく、接地面積を増やすために太く、空気圧も低めに設定されています。

・見所ポイント
速く走るための自転車とは全く対極であるため、特異な形状の自転車を操る競技者のテクニックを楽しむことができます。

BMX(レーシング)

・主なルール
さまざまな形状のジャンプ台やコーナーのあるダートコースを一斉に走り、フィニッシュラインでの着順を競う競技です。他の競技に比べて幼い子供でも参加することのできる競技で、ロードレースやMTBの競技者の出発点としてBMXの経験者であることも多いです。

・使用される自転車
マウンテンバイクと並んで最も頑丈とされる、BMXと呼ばれる小型で堅牢な自転車を使用します。シングルギアで20インチのタイヤが主流になっています。

走行の快適性は排除され、フレームも強度を重視するためクロモリが主流ですが、レース用ではアルミやカーボンも採用されます。

・見所ポイント
コースは人工的に造られた起伏のあるもので、コースの形と競技者のテクニックの組み合わせで走り方は何通りもあります。

連続したジャンプを飛び越えるスキルを見たり、すり鉢状の勾配のつけられたカーブでブレーキングせずに曲がる瞬間の駆け引きなど、競技者のコースを攻略する技術を楽しむことができるでしょう。

また、補助輪の取れた自転車に乗れるようになれば年少者でも扱うことのできる自転車なので、同年代の少年少女の活躍を一緒に見ることができ、お子様の刺激になるでしょう。

BMX(フリースタイル)

・主なルール
主に5種類に分類され、フラットランドと呼ばれるものはフィギュアスケートのような採点方式で、制限時間内に自由に技を決め、そのポイントの高さで順位を決める競技です。

その他のフリースタイルはスケートボードに近い競技で、スケートパークのような専用の施設で行われ、飛んだり滑走したりエアを決める競技になります。

・使用される自転車
レースに使用されるBMXとはまた違う構造の自転車を使用します。その使用の激しさから消耗品以外の本体パーツまでも壊れることが多いため、軽量さを求められつつも強度を落とさないような設計になっています。

特徴的なのはヘッド部分で、ハンドルをくるくる回転させた時にブレーキワイヤーが絡まないような仕組みになっています。

また足を乗せる場所としてペダル以外にもハブ軸に取り付けるペグというパイプのようなものが付いたり、スプロケットとチェーンが車体左側に付くように選択できる左ドライブの自転車が見られるのもフリースタイルのみです。

・見所ポイント
ダイナミックなトリックが見られるのがポイントでしょう。空中技やスピン技など通常では考えられないような自転車の漕ぎ方をします。走っている自転車から降りることなく、身体の一部かとも思えるようにタイヤやハンドルを自由自在に操るテクニックは、見ると誰しも真似したくなることと思います。

シクロクロス

・主なルール
林道や牧草地を閉鎖し周回路としたコースが用いられる競技です。柵や階段などの人口的な障害物も設けられ、必ず下車して自転車を担ぐ必要がある部分が存在します。

競技時間があらかじめ設定され、先頭走行者のラップタイムで競技時間に最も近い時間になるように競技中に周回数を算出し、その周回でのフィニッシュ着順を競うのが一般的です。

・使用される自転車
見た目はロードバイクに近いドロップハンドル装備車ですが、悪路走行のためにタイヤは太いものが採用され、泥汚れでの制動力低下を防げるカンチブレーキを使っています。フレームは衝撃吸収性に優れたクロモリを使用します。

・見所ポイント
舗装路の走力、未舗装路をスピードを殺さずクリアする走破力を両方楽しめる競技です。また、砂浜などではタイヤがスタックして走行が難しいため、乗ったまま走り続けるのか、担いで自走するかのどちらを選択するのか、選手の判断力も注目できるポイントとなっています。

サイクルサッカー

・主なルール
自転車で2対2で行うサッカーのような競技です。前輪を使ってドリブルやパス、シュートをしてゴールにボールを入れた得点で決勝します。

選手は試合中に地面に足を着けてはならず、自転車に乗ったままバランスを取ってボールを操る必要があります。

・使用される自転車
ほとんどが立ち漕ぎでプレーするため、ハンドルがかなり高い位置にあり、固定ギアを使用します。サドルははるか後方に設置され、前輪を上げてボールを扱う際に又にはさんで車体をコントロールするために使用されます。

・見所ポイント
選手たちの華麗なボールさばきが注目されるでしょう。車輪から放たれる鋭いシュートは、あたかも足で蹴ったかのような威力とスピードです。それを自転車に乗ったまま手や足でブロックする反射神経も目を見張るものがあります。

サイクルフィギュア

・主なルール
自転車で行うフィギュアスケートのようなイメージです。シングル、ペア、チームなどの部門があり、円が描かれたコート内で音楽に合わせてパフォーマンスを行ってジャッジによる減点方式で審査し、得点を競います。

・使用される自転車
シングル固定ギアの競輪に使用されるピストに似ていますが、前後のギア比は1:1です。ハンドルも上下逆さのドロップハンドルのような形状で、競技者が上に乗れるようなものになっています。

・見所ポイント
選手たちの展開するバランス、集中力、勇気を必要とする難易度の高い技が大きな魅力です。華麗かつ繊細な技術が必要で、まさに芸術です。

オリンピック自転車競技

自転車競技はオリンピック実施競技です。世界選手権やシリーズ戦も各種目で行われており、これらは国際自転車競技連盟により統括、整備されています。

第1回アテネオリンピックから続いている!?

1896年のアテネオリンピックから、ロードレース、トラックレースは共に正式種目として採用されています。現在も夏季オリンピックでは必ず自転車競技は正式種目として続いています。

実施種目

トラックレース

実施内容の入れ替わりが激しく、種目のチョイスに迷走した競技ですが、1912年以外の大会で全て実施されています。

ロードレース

1900年代の3大会以外での大会で全て行われています。最初はアマチュア選手だけに出場が限定されていましたが、1996年からはプロ選手の出場が解禁されました。

マウンテンバイク

1996年から実施されていますが、オリンピック競技として採用されているのは、クロスカントリーのみになります。山道での長距離走行を行う競技で、平地からある程度の上りまでこなす速度域の多彩さが魅力です。

BMX

2008年からオリンピックに採用され、レーシング種目が行われています。世界選手権では多くの種目が実施されているマウンテンバイクの実施種目がオリンピックでは少ないこともあり、ダウンヒルの選手がBMXの競技に参加するケースもあります。

自転車を乗る際は保険に加入するのもおすすめです

近年自転車に関する保険について注目されてきていますが、自転車競技を行う際の保険も出てきています。

自転車競技中の落車や衝突などにより高額なフレームに破損が起きた場合に、新品購入額または修理金額として保険金が支払われるというものです。事故などによる搭乗者のケガの保険が一般的でしたが、こういった車でいう車両保険も登場しています。

もちろんプロ、アマ問わず加入できるため、レース中の事故の憂いをなくし、より高みを目指すことができますね。

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編集部からヒトコト

さまざまな種類の自転車競技の魅力をお伝えしてきました。よく見慣れている公道で走れる一般的な自転車とは違った、珍しい形や使い方の自転車が多いので、自転車といっても全く世界が別次元です。

興味を持ってもらえたら、まずはYOUTUBEなどで動画を検索し、少しずつ楽しんでいただけたらと思います。

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